こんにちは。エンジニアのくだわらです。
今回は技術記事に小休止をいれ、私がMacで爆速で仕事をこなすために必要不可欠な設定やアプリの紹介をします。(Windowsのアプリケーションも若干紹介しています。)エンジニアで無い方にも参考になればと思い記事を書きました。

目次

本記事の目的

PC(Macメイン)の操作の高速化を図り、仕事を爆速で捌く(無料で)

なぜ高速化を図るのか

言わずもがな生産性の向上です。コンピュータの性能は日々ものすごいスピードで成長しています。ではそれを使う人間は?いくらパソコンの処理が早くなったとはいえど、(殆どの場合)操作するのは人間です。人間の操作を高速化しない限りコンピュータの成長を最大限生かせませんよね。パソコンを操作している時間を少しでも減らし、その時間で別の業務をこなしたり、考える時間を少しでも増やしましょう。

高速化にあたって

高速化を図る上でショートカットキーを使いこなすことはかなり重要な要素です。しかし残念なことにMacはWindowsに比べてショートカットキーがかなり未熟です。Windowsはキーボードで操作できる前提に設計されているOSですが、Macはあくまでマウス操作をメインとしたOSのためあまりショートカットキーで操作することができません。Windowsでショートカットキーを多様していた方はMacに乗り換えた時にかなり歯がゆく感じると思います。 とは言えMacも設定を変更したりアプリケーションをインストールすることにより(無料で)操作性の向上、業務の高速化をはかれます。
今回は私が試した中で継続して使用している(無料の)アプリケーションを幾つか紹介したいと思います。

スクリーンショット 2014-07-09 18.33.44システム環境設定

アプリケーションに頼らなくとも、Macの設定を変更することで改善できるものもあります。まずはシステム環境設定の変更すべき点を紹介します。

トラックパッド

まずはトラックパッドのジェスチャ全てにチェックをいれます。ポイントとクリック、スクロールとズーム、その他のジェスチャ3つあるのでお忘れなく。細かな動作はチェック項目の右側に動画で紹介されているのでそちらをご参照ください。まずはこのジェスチャーをマスターしましょう。マジックマウスを利用している方には申し訳ないですが、トラックパッドの方がジェスチャが多いので今回はマジックマウスは割愛させて頂きます。
ちなみに後ほどトラックパッド、マジックマウスともにジェスチャを拡張できるアプリケーションを紹介しています。↓
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キーボード

キーボードタブ

キーのリピート、リピートまでの認識時間共に一番右まで振り切ってください。キーのリピートとは『連続入力のスピード』、リピートまでの認識時間とは『長押しした際に連続入力や削除が開始するまでの時間』です。これでキー入力の速度を上げることができます。しかし実はこの2つを最速にしたところで速度はそこまで上がりません。こちらも後ほどMacの設定を圧倒的に上回る速度で設定できる方法を紹介します。
キーボード

ショートカットタブ

ここではMacのショートカットキーを設定できます。お好みや使いにくいものがあればここで変更を。今回はフルキーボードアクセスを『全てのコントロール』にのみを変更します。
スクリーンショット_2014-07-08_20_49_57この設定をするとダイアログ画面での操作がTabで移動、スペース(Enter)で決定とWindowsと同じ操作が可能になります。わざわざマウスやトラックパッドへ手を移動する手間が省けますね。
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スクリーンショット 2014-07-09 18.34.04KeyRemap4MacBook

さて次はキーバインドを気軽に変更できるアプリケーションの紹介です。KeyRemap4MacBookは色々な設定ができるため、全て紹介することは出来ないので簡単に高速化を図れる設定のみ紹介します。

KeyRemap4MacBook: ダウンロード

キーリピートを爆速に

キーボードの箇所で紹介したキーリピートの速度、このアプリによってMacで設定できる限界値を軽く超えることが出来ます。設定画面を開きKey Repeatのタブを開きます。同じ文字を早く連続して打てるだけではなく、カーソルキーでの移動(Vimでの移動も)やdeleteキーでの削除も高速になります。
スクリーンショット_2014-07-06_16_53_50
この数値を変えた様子がわかるようgifアニメを用意してみました。正確な速度ではないですが、ここまで差がでます。(画質が荒いのはご了承ください)

Before(Mac環境設定最速)

normal.mov

After(KeyRemap4MacBook最速)

speed.mov
この差一目瞭然…だた最速だと慣れるまで誤操作しすぎてしまうので、お好みの速度でご利用ください。

さて、次は日本語キーをご利用の方のみとなってしまうのですが、おすすめの設定があります。

バックスラッシュ入力を簡単に

エンジニアでない方はあまり馴染みがないかもしれませんが、通常バックスラッシュを表示するには『option + ¥』となり若干入力し辛さがあります。この設定をすると元々ははなにも割り当てられていない『Shift + 0(ゼロ)』にバックスラッシュを割り当てることができます。Change KeyタブのFor Japanese から Change Zero(0)Key → Shift + 0 to Backslashにチェックを入れます。もたつかずにバシバシエスケープしてやりましょう。
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ホームポジションから離れずにキーボード操作

この設定は本当にオススメです。windowsでenthumbleという有名なキーバインドカスタムソフトがあるのですが、その機能をMacでも再現できます。一体どんな機能なのかというと、カーソルキーやescapeキー、deleteキー(windowsではプラスして半角/全角切り替えキー、back spaceキー)などはホームポジションから離れているため若干の移動が必要になりますよね。このようなホームポジションから離れているキーをホームポジションから移動せずに操作できるようにしてしまえ!というものです。基本的には英数キー + 何かのキーで発動します。いくつか設定が選べるのですが、私はVimと同じカーソル移動を使用しています。

Windowsユーザ向けにenthumbleのダウンロードリンクを載せておきます。
enthumble(Windows): ダウンロード

英数 + h
英数 + j
英数 + k
英数 + l

Vimの操作がわからない人には慣れるまでに時間がかかりますが、この操作を習得するとかなり便利になります。(実際私もvim未経験のころから使っていました)
同様に以下の操作も可能です。

英数 + かな esc
英数 + n または m delete(Windowsのbackspace)
英数 + , または . fn + delete(Windowsのdelete)
英数 + スペース Enter

Change KeyタブのFor Japanese から enthumbleでお好みの設定にチェックを入れてください。その他にもかなりの設定があるので、一度良さそうなものがあるかじっくり確認することをおすすめします。
スクリーンショット_2014-07-06_17_20_38 2

KeyRemap4MacBook: ダウンロード

スクリーンショット 2014-07-09 18.56.18Vimium

さて、KeyRemap4MacBookと若干被るのですが一切トラックパッドやマウスを使わずにChrome操作する事ができる拡張機能もあるのでこちらも紹介します。(windowsも対応)

Vimium: ダウンロード

こちらはスクロールだけでなくリンクを開いたり前のページヘ戻るなどもキーボードから操作できるようになります。(戻るとかはもとからあるやん、というツッコミは置いといて)例えばブラウザでfキーを押すと各リンクにアルファベットのラベルが付き、そのアルファベットをタイプするとリンクを開くことができます。Shift + f だと新規タブで開いたりもできます。
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?キーでショートカットキー一覧を確認できます。
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Vimium: ダウンロード

スクリーンショット 2014-07-09 18.34.37Better Touch Tool

このアプリはトラックパッドやマジックマウスのジェスチャーを拡張するアプリとして有名ですが、今回は高速化=マウスやトラックパッドを極力使わないと謳っているためその設定には触れずに、キーボード拡張について記述させていただきます。

Better Touch Tool: ダウンロード

なにを隠そうこのアプリ、キーボードにトラックパッドやマジックマウスのジェスチャー動作やウィンドウ操作などが割り当てられるのです。早速登録してみましょう。上段からKeyboardを選択し、Add New Shortcutを選択します。Keyboard Shortcutで割り当てたいキーを押し、右から割り当てたい動作を選択します。今回は『control + /』に右クリックを割り当てます。
スクリーンショット_2014-07-08_22_06_44
よりキーボードでの操作を拡張することができます。おまけと言うにはもったいない気もしますが、このアプリを入れるとウィンドウの整形も簡単にできるようになります。ウィンドウを掴んで画面の最上部にドラッグすると最大化、左端にドラッグすると左半分のウィンドウサイズなど、直感的にウィンドウを整形することができます。Windows7で導入されたAeroスナップ機能ですね。これがまた便利です。もちろんこのアプリ、ジェスチャー追加にも遺憾なく力を発揮するのでそちらも試してみてくさい。蛇足ですがiPhoneアプリ(有料)を入れるとiPhoneをトラックパッドとして使用したりもできます。またLeap Motionの動作も設定できるようですね。

Better Touch Tool: ダウンロード

スクリーンショット 2014-07-09 18.34.59Caffeine

お次は小さな巨人のご紹介。会議中にMacがスリープになってしまいメモを取るたびにパスコード解除をしなければいけない、なんてこと良くあると思います。かといって会議の度に設定でスリープしない設定にするのもめんどくさい。そんな時はこのアプリです。

Caffeine: ダウンロード

インストールするとメニューバーにマグカップが現れ、スリープにならないようにしたい時だけクリックしてコーヒーを入れるだけ。会議中が終わったらマグカップをもう一度クリックするとスリープするように戻ります。小さな動作の繰り返もストレスや無駄時間に繋がるので是非見直しましょう。

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Caffeine: ダウンロード

スクリーンショット 2014-07-09 18.35.09ClipMenu

クリップボード拡張アプリです。

ClipMenu: ダウンロード

このアプリはコピーしたものを履歴で管理でき、以前コピーしたものをさかのぼってペーストできるなどコピペを劇的に便利にしてくれます。テキストだけではなく画像までも履歴に残ります。またスニペット(簡単にいえば定型文)も登録できるためルーチン作業で毎日打つような文を事前に登録することにより、再度入力したり以前のものをコピーしに行く手間を省くことができます。例えば当サイトブログ記事の冒頭文、毎回『こんにちは。エンジニアのくだわらです。』をスニペットに登録しておくと毎回打つ手間がなくなりますね。ショートカットキーめ起動できるためささっと貼り付けることができます。(もちろん私は心をこめて毎回タイプしています)
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ClipMenu: ダウンロード

まとめ

いかがだったでしょうか。今回紹介したものは簡単に設定できてすぐに効果が現れるものを揃えたので、興味が湧いた方は是非試していただければと思います。極端な例ですが、キーボードからマウスに手を移動する時間が1回0.5秒かかると想定しましょう。1時間に20回マウスとキーボードを行き来し、業務時間が1日6時間と仮定すると一日で120秒この操作に時間をかけていることになります。これを週5日* 4週とすると1ヶ月で40分、年間8時間!まさにこの時間は勿体無いですね。1回1回は短い時間ですが業務高速化を図って浮かせた時間をうまく活用し、より良い仕事ライフ送りましょう。