はじめまして、エンジニアのジョンスミスです。
弊社Tech Blogのスタートを切ったのがEmacsブログ(GM)であったにも関わらず、誰もVimについて書かない状態ですと、弊社はVimmerが虐げられるような環境なのではないか?などと思われてしまう気がしてハラハラしていました。
それは、Vimmerである私ジョンが居るにも関わらずまずい状況であると言わざるを得ません。そこで今回、Vimmerとしては知っておきたいNeoBundleによるVimプラグイン管理とオススメプラグイン一覧をご紹介したいと思います。

NeoBundleのインストールと基本的な設定

NeoBundleのインストール

NeoBundleとはVimのプラグイン管理を便利にしてくれるツールです。
NeoBundleのインストールは簡単です。下記のコードをそのまま実行してもらえるとインストールが完了します。

NeoBundleの基本的な設定

さて、NeoBundleのインストールが終わったら、NeoBundleを利用出来るようにするために以下設定を.vimrcに書いて行きます。念のため一言だけ解説を付与すると、.vimrcはvimの設定ファイルで、各ユーザのホームディレクトリ直下に.vimrcとして配置するファイルです。

上記のように、vimrcを記述することで基本的なNeoBundleの設定は終了です。

プラグインのインストール

NERDTreeとは

それでは試しに一つ、プラグインのインストールをしてみます。私がVimを使うときには常に使っているNERDTreeというプラグインです。NERDTreeを入れると、Vimを開いているときに編集中のファイル・ディレクトリを一覧して見ることができるので非常に便利です。
※ 玄人なVimmerには、NERDTree使ってるなんてお子ちゃまだな、なんて言われることもありますが、非常に便利なので僕は使っています。

NERDTreeのインストール

それでは先ほど作成した~/.vimrcファイルに、新しく下記のようにNERDTreeの設定を追記して保存します。

上記設定を保存した後、再度Vimを開き直します。すると、基本設定の最終行でNeoBundleCheckを記載しているので、下記のように尋ねられます。

上記のように尋ねられるので、yを入力してインストールします。

すると、上記のようにインストールが実行されます。最後にEnterを押せばVimが通常通り立ち上がります。
Vim

そしてコマンドモードで :NERDTreeと入力すると下記のように、左側にディレクトリツリーが表示されます。
Vim+NERDTree

おすすめのプラグインたち

それでは、とりあえず入れておくと良いなというようなプラグインを以下にいくつか紹介したいと思います。

表示・入力補完系

autoclose

括弧を入力した際、自動的にとじ括弧を挿入してくれるプラグイン。この子が居るお陰で、僕たちのキータッチ数が2回くらい減ります。

Emmet

Emmet無しで、HTMLを書くなんて考えられない!そうですよね?おなじみEmmetさんです。けど、EmmetってSublime Textの方が完全に高機能なので、HTMLはSublimeで書いちゃいますね(って思ったんですけど、それ僕がVimmer度低いだけ)。

ツール・ユーティリティ系

quickrun

プログラムを書いていると、ちょっとした関数の挙動だとか、この言語だとこれってtrue/falseどっちに評価されるっけ?みたいなことってちょこちょこありますよね。そんな時、「ちょっとしたコード片を書いて実行して確認」、みたいなことをすると思います。それをVim開いたまま実行して結果を表示してくれるのがこのquickrunです。重宝します。

grep.vim

すごく便利な子です。名前の通りgrepを便利にしてくれる子なのですが、ディレクトリを再帰的にgrepして一覧を表示したかと思いきや、その一覧で開きたいファイル名を選択すると、そのファイルを開いてくれちゃったりします(当たり前か)。良い子。

シンタックスチェック系

syntastic

シンタックスチェック系って言語依存ハンパないので紹介難しいですが、neobundleではとりあえずこれ入れときゃ良いってのがあります。

上記をインストールした上で、「JavaScriptのシンタックスチェックをjshintで」みたいなのはこんな感じで設定。
※ 別途Node.jsとjshint自体のインストールなどが必要。

癒し系

nyan-modoki

vimを使っていると往々にして黒い画面とずっとにらめっこすることになりますよね。そういうときに癒しがやはり必要になることがあります。以前僕が聞いたTEDトークでは、大自然・赤ちゃん・動物のいずれかを見ることによって寿命が延びる、みたいなトークがありました。
ターミナルで黒い画面を見ていても寿命を縮めたくはないですよね?にゃんもどきを使うことで、僕たちエンジニアの寿命を伸ばすことができるでしょう。

さらに下記のような設定を.vimrcへ追記。

するとこうなる。
Vim+Nyanmodoki
癒されますね。

まとめ

思いのほか記事が長くなってきていたので今回はこの辺りで。それぞれのプラグインの細かい使い方までは記載できていませんし、もっとこれは必須だなというプラグインもあると思います。「真のVimmerはVimの元々持っている機能を使いこなすことで、プラグインなんて使わないんだ」みたいな話も聞きますし、受託のサーバ職人さんとかはそういう人だったのかもしれません。
とはいえ、実際の開発にあたっては便利なツールを出来るだけ取り入れて、機能の中でもコアな競争力となる開発に注力すること・その開発コストを最低化してスピードを高速化すること、が大切だと思いますので、もっといろいろ使い倒せるものを増やしていかないとなーと感じています。Vim環境をハイパーに向上させる方法を知っているプロの方は、ぜひいろいろとフィードバック頂けると嬉しいです。